【東京講習会】
お釈迦様によってインドに開かれた仏教は、原始仏教から出家中心の小乗仏教を経て、
多くの大衆を救う大乗仏教に発展し、最終的に密教に至って完成されました。
この最後の信仰運動である密教は、インド、西域、中国を経て、弘法大師空海によって日本にもたらされ、
集大成され、正純密教真言宗として結実しました。
織田隆弘師(高野山真言宗大僧正)は、昭和50年代初めに密門会を創立し
「密教こそ絶対他力の易行道なり」「密教は、僧俗を問わず、誰でも、何処でも、
何時でも、実践できる他力易行道である」と、今まで難解とされてきた
弘法大師の教えの核心である加持の法門を、分かりやすく説かれました。
密門会は、在家の立場で正しい仏教を学び、正純密教を実践していく会です。
仏法僧に帰依し、懺悔滅罪の心を忘れず、十善戒を守り、本尊大日如来の慈悲
(加持の力)を信じ「オン・アビラウンケン」の真言を念誦することによって、
出家在家共に平等に救われていく教えです。
【密門会の出版物】
日本は仏教国と言われておりますが、檀家寺と宗旨の名は知っていても、
仏教を正しく理解して信仰している人は稀有と言っていいでしょう。
昨今、霊感、不成仏霊のタタリ、除霊、霊能開発等、仏教に関係のないエセ宗教者の創作した言葉が横行し、
新しい信者の獲得や、脱会を防ぐ脅しの手段になっています。
そればかりか、大切な仏教語である
因縁・業・解脱・接心・加持等の言葉が、巧みに曲解され、間違った意味で使われているのが現状です。
現代は、多くの人々が不安や悩みやストレスを抱えながらも、すがるべき教えや、
それを授けてくれる場所を見つけられないでいます。既成仏教の寺院が、
その期待に応えられていないのも、多くの人々がいかがわしい新興宗教に走る一因となっています。
密門会は、このような現状に応える為に生まれました。
【密門会のマーク】
密門会員は、弘法大師の教えを拠所とし、会報誌『多聞』(月刊)を初め、
織田隆弘先生の著書を読み学びます。また、毎月の月例法話、勉強会、講習会、講演会に参加することも出来ます。
正純密教の教えに立つ密門会は、仏教の本道から外れた新興宗教や、弘法大師の教えに反する
雑部密教とは一線を画します。入会には宗旨を問いません。正純密教は、鎌倉仏教、
即ち日本の代表的な各宗旨に大きな影響を与えていますので、この正純密教の教えを正しく学ぶ事によって、
各宗旨の教えの理解が深まると思います。
尚、昭和59年秋、仏教徒の心の拠り所として、青森市青龍寺に昭和大仏
(日本最大の青銅製大日如来像)が建立され、平成4年秋に金堂が、そして平成9年には、
五重の塔が建立されました。この事業は密門会員の仏恩報謝の甚大なる協力によるものであります。
入会金
12,000円 経本・法具一式を含みます。
年会費
12,000円(普通会員)
20,000円(特別会員)
東京本部(真成院) |
月例法話 第1日曜正午より勤行、織田隆深先生の法話 勉強会 第三土曜日午後1時より仏教概論、密教概論、念誦行の仕方等 報恩日 毎日曜日午前9時30分より(※第一日曜日は正午より) お加持施法 10時30分より(※水曜日は定休日) 初回の方は10時迄に来院の事 その他の行事 観音会 正月、5月、9月の各18日 正午より 涅槃会 2月15日 正午より 彼岸会 春、秋、彼岸中日 正午より 盂蘭盆会 7月13日 正午より 越年真言念誦 12月31日 午後11時30分より ※授戒、得度、講習会、その他の行事は『多聞』誌上でお知らせします。 |
東北支部 (本山 青龍寺) |
月例法話 第三日曜日(但し3月〜11月)11時 法話と茶話会 修正会 1月1日〜3日 星供 2月3日 花祭り潅仏会 5月5日 盂蘭盆万灯会 8月13日〜16日 場所:青龍寺 |
関西例会 |
月例法話 第二日曜日 開堂9時 10時より勤行後、10時30分より法話(約1時間)加持開始11時30分より初回の方は9時30分までに来所の事。 場所:関西布教所 |
名古屋例会 |
月例法話 第二土曜日 午後1時より 場所:名古屋市公会堂など |
※月によって場所が変わることがございます。必ず東京本部に問合わせて下さい。
江戸三十三観音第十八番札所 汐干観音 金鶏山 真成院
〒160-0011 東京都新宿区若葉2−7−8
<TEL> 03-3351-7281 <FAX> 03-5362-7087