玄関を入って左奥が本堂です。堂内は絨毯敷きになっています。
法事、法要、月例法話が行なわれます。まつられている本尊は、左から、阿弥陀如来、金剛界大日如来、
釈迦如来の三尊。弘法大師像、先代隆弘師像なども安置されています。
御府内八十八箇所の札所巡りの方は、ここでお参りいただきます。
門を入って右方にある狛犬の間の階段を昇っていくと広い屋上に出ます。 鉄の扉を開けるとそこが観音堂。中に坐ると不思議な落ち着きを感じます。 江戸の昔から名高い御利益あらたかな潮干十一面観音様をゆっくり御参拝ください。 真成院脇の「観音坂」の名称の由来にもなっています。松本明慶仏師作の毘沙門天像、大森昭夫仏師作の弁才天なども拝めます。
真成院の玄関の上階に加持殿があります。ここで毎日お加持が修法されており、 難病に苦しむ方々の相談に応じております。中央には、薬師如来と胎蔵界大日如来(松久朋琳仏師作)が、 右脇には不動明王、左脇には愛染明王(大森昭夫仏師作)が祀られています。
座敷は88畳の広さがあり、葬儀や法事の会食の場として使うことができます。 又、お盆やお彼岸の時には、お参りの方々にくつろいでいただけます。
玄関前庭、毎年みごとな花を咲かせるしだれ桜の枝が、お地蔵さまの頭を撫でています。 先代織田隆弘和尚の傘寿を記念して平成5年に建立されました。錫杖と宝珠を持ち、 蓮華座に坐り左足を踏み下げています。あらゆるものを生み出す大地の徳を象徴した仏さまです。 真言は「オン・バザラユセイ・ソワカ」とお唱えください。
玄関の正面で、真成院を鎮守しております。平成18年2月に改修されました。 大きな福徳を授けてくださる雨宝稲荷大明神は、真成院本尊の十一面観音と関係の深い雨宝童子に因む神様です。 毎年、初午の法要が行われます。
江戸三十三観音第十八番札所 汐干観音 金鶏山 真成院
〒160-0011 東京都新宿区若葉2−7−8
<TEL> 03-3351-7281 <FAX> 03-5362-7087